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所属: 生物資源科学部 生命環境学科 環境科学コース 職位: 助教 学位: 博士(生命システム科学)
研究室: 県立広島大学 庄原キャンパス 5205号室
E-mail: tabata-s@(@の後にを付けて送信ください)
研究内容:https://researchmap.jp/So-912908
大気と土壌の間で起こる「ガス交換」を主軸として、様々な研究を展開しています。
大気水圏科学、環境動態解析
土壌における温室効果ガスの交換過程に関する研究
●背景:
人類が直面する課題の1つとして気候変動が挙げられますが、その対策を考えるためには「人類が放出できる温室効果ガスが残りどれくらいか?」を精度よく予測することが重要です。土壌での温室効果ガスの動態や、増減する土壌炭素(土壌の生き物によって食べられて温室効果ガスとして放出されるもの)についての理解は未だに不十分で、地球の気候変動の将来予測をする上で大きな不確実性をもたらすと指摘されています。不確実性をもたらすということは、「地球の温度は10年後、20年後…100年後に何度上昇しているのか?」という予測の幅が大きくなってしまうということです。このような背景とともに、基礎的な研究としての面白さに惹かれ、私は土壌でのガス交換に関する研究を行っています。
●内容:
研究対象とする土壌は日本はもちろん、熱帯(インドネシア)から北極(ノルウェー?スバールバル諸島)まで様々な場所から採取したものです。ガス成分の分析がメインですが、微生物の群集構造の解析や、落ち葉?枝(リターといいます)の化学成分の分析なども必要となることが多いため、“生物”?“化学”?“物理”の知見を役立てながら取り組む研究となっています。ガラス器具や分析機器を用いた実験をたくさん行いますが、パソコンと向き合うモデリングも行ったりしています。計算機科学の専門家ではないですが、得られたデータの解析のためにプログラミングやAIといった技術を使うことが多くあります。
私の研究室では、土壌と大気をキーワードに幅広く研究を行っています。澳门皇冠の皆様のご検討を祈るとともに、お会いできる日を楽しみにしています。以下、参考までに当研究室で取り組めることを示します。
?研究フィールド:日本国内の火山灰土壌 はもちろん、インドネシアの熱帯地域に関連する研究 から、北極圏のスバールバル諸島を含む寒冷地まで、世界中の土壌を研究対象にしています。
?理科の知識:物理(吸着や拡散)?化学(有機物の分析)、生物(微生物の群集やミミズ)といった、高校までで触れてこられた学問分野の知識を活かすことのできる研究テーマを一緒に考えることができます。
?ITスキル(?):環境科学を軸としながらも、大量のデータを解析するためにプログラミングやAI技術を活用しています。計算機科学を教えることはできませんが、ツールとして活かす術を皆さんに共有できるかもしれません。
大気成分の分析技術を主としつつ、何らかの形で民間企業の皆様?公的な団体の皆様と協力できる可能性を模索している段階です。模索中で恐縮ではございますが、微力でも貢献できればと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
土壌 大気 有機物分解 土壌呼吸 物理吸着 温暖化 モデリング


