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所属:大学院経営管理研究科 職位:教授 学位:学士(政治学)
研究室:県立広島大学広島キャンパス1465号室
E-mail:sam-mori*pu-hiroshima.ac.jp *を@に変えてください。
研究内容: マーケティング,グローバルビジネスマネジメント,サプライチェーンマネジメント,アグリカルチャー,トレーディング
下段の「研究の特徴?内容」に記載の通り、商社及び関連会社での国内外での幅広い実経験と経営の実績に裏打ちされた、学問にとどまらない実践的なビジネスモデルとビジネス?マネジメントに関して掘り下げている。
グローバル時代の食品ビジネス,商社のビジネスモデルの変遷と海外での食料ビジネスの展開,海外食料ビジネスとアメリカスナック市場への挑戦,マーケティングと三菱食品のSDGs経営,グローバル?ビジネス?マネジメント
以下に記載の通り、商社及び関連会社での国内外での幅広い実経験と経営の実績に裏打ちされた、学問にとどまらない実践的なビジネスモデルとビジネス?マネジメントに関して掘り下げている。
【概要】
1,外務省ケネディーラウンドの食糧援助プログラムの業務に携わり、外務省の予算の執行を行う。日本の古米、タイ米、ビルマ(ミャンマー)米、パキスタン米等の発展途上国向けおよびWFPの難民キャンプ向け輸出を交渉から物流の手配、援助物資の積み降ろしから先方政府への引き渡しまでを行う。外務省の代理としてアジア?アフリカ23カ国を訪問。
2,上述国の援助とは別に、民間ベースで世界の穀物メジャーと競い合いながらタイ米を中近東、東ヨーロッパに輸出した他、91年〜92年ベトナムがドイモイ政策で米の生産性が急改善し、輸入国から輸出国に転じた機会にベトナム米をメキシコに輸出。株式会社サタケをベトナムの米輸出公団に紹介。
3,日清製粉(株)グループの日清フーズ(株)と合弁でタイ日清製粉を立上げる。ママーブランドのパスタソースを製造し、日本に輸入する。その後、唐揚げ粉製造のタイ日清テクノミックを立上げ、タイ産唐揚げ粉を水畜産会社に供給することで、タイで日本向け水産加工品、畜産加工品産業の基礎を築く。
4,タイサンフーズ社に出資して、世界で最も競争力のあるタイ産もち米を原料にミリン原料や焼酎原料(白酒)を輸入する仕組を構築。
5,米菓製造会社タイSMTC社の設立を主導。競争力のあるタイ産もち米と安価な労働力を活用し、亀田製菓の海苔巻あられや永谷園のお茶漬けのあられ等、日本向けに輸入する他、欧米各国にも輸出し、日本の米菓文化を欧米に定着させる。坂田製菓機械(広島県)の機械もタイに輸出。
イギリス、ドイツ、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、フランス、スイス、イタリア、スペイン、アメリカ、カナダ等を頻繁に訪問。SMTC社の社外取締役として経営にもかかわる。
6,Sesmark Foods,Inc.(その後 TH FOODS,INC.)へ出向。President & CEOとして2回に渡り計11年半会社を経営。イリノイ州在。またアメリカのクラッカー?ビスケット市場でライスクラッカーをトップ3の一つにまで成長させた。
7,三菱商事株式会社に戻り、農産部統括マネージャーとして米、小麦粉、及び農産品のトレーディング及びプロジェクト(事業投資先)管掌として、本社の農産部のビジネスの拡大に貢献する。
その間、農林水産省食糧庁、輸入食糧協議会委員を務める。また、国産米の責任者として北海道から九州までのJAとの食用米や酒米を実需につなぐ取引の拡販に携わる。
8,事業投資関連では同時期以下の企業の社外取締役を務める。
1.TH Foods, Inc.(上述、11年半に渡り社長を務めた三菱商事の米国の子会社)
2.Terra Harvest Australia Inc.(TH Foods, Inc.の豪州子会社で米菓を製造販売)
3.SMTC Co.Ltd. (上述、三菱商事の子会社でタイで米菓を製造して輸出販売)
4.タイサンフーズ社 (タイでみりん原料を製造輸出販売する三菱商事の出資先)
9,アメリカでの1回目の赴任から帰任後、Sesmark社は01年にオーストラリアに子会社を設立したが、04年には撤退してアメリカの親会社も経営危機に面した。その機会に再度赴任して経営の立て直しを図る。
10,アメリカ滞在期間に主要原料の一つである米国産ゴマの生産拡大プロジェクトに参画し、米国の上院下院議員へのロビー活動も行いゴマが同国のCrop insurance 対象品目指定になる事を勝ち取る。
11,アメリカから帰任後、農産部長に就任。
米、小麦粉、雑穀、青果の責任者として国内外の農産品に関する取引や事業を管掌する。
1.サラダクラブ :キュ